「インフルエンサー個人にPRを依頼する際の注意点とは?」
「インフルエンサーへの依頼料はどれくらい?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- インフルエンサー個人にPRを依頼する3つの方法や依頼料
- インフルエンサー個人にPRを依頼する際の注意点
- インフルエンサー個人にDMで依頼する際の例文
の順に解説します。
インフルエンサーマーケティングの実施を検討している方に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
インフルエンサーとは

インフルエンサーとは、SNSやオンラインプラットフォームである程度の影響力をもつ人物のことです
インフルエンサーはフォロワー数によって、以下の種類に分けられます。
インフルエンサーの種類 | フォロワー数 |
---|---|
トップインフルエンサー | 100万人〜 |
ミドルインフルエンサー | 10万人〜100万人 |
マイクロインフルエンサー | 1万人〜10万人 |
ナノインフルエンサー | 1,000人〜1万人 |
フォロワー数が多いインフルエンサーの方が影響力は強いですが、依頼料も高額になる傾向にあります。
インフルエンサー個人にPRを依頼する3つの方法

インフルエンサー個人にPRを依頼する方法は以下の3種類に分けられます。
- インフルエンサー個人に直接依頼する
- インフルエンサーマーケティングのプラットフォームを利用する
- インフルエンサーマーケティング会社に依頼する
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
PRを依頼する方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
インフルエンサー個人に直接依頼する | ・コストを抑えられる ・施策を自由に決められる | ・ノウハウや専門知識が必要 ・オファーの難易度が高い |
インフルエンサーマーケティングのプラットフォームを利用する | ・意欲のあるインフルエンサーとマッチしやすい ・親和性のあるインフルエンサーを効率的に選べる | ・ノウハウや専門知識が必要 ・ディレクション費用が発生するケースもある |
インフルエンサーマーケティング会社に依頼する | ・影響力のあるインフルエンサーを起用しやすい ・ノウハウや専門知識は必要ない | ・コストが高額になりやすい ・インフルエンサーマーケティング会社の見極めが難しい |
以下で、それぞれの詳細について確認していきましょう。
1. インフルエンサー個人に直接依頼する
1つ目の方法は、DMなどを利用してインフルエンサー個人に直接連絡を取る方法です。
会社やプラットフォームを介さないため、コストを抑えられるだけでなく、施策の自由度も高いというメリットがあります。
しかし、インフルエンサーマーケティングに関する一定のノウハウや専門知識が必要になり、依頼を断られる可能性も高いです。
2. インフルエンサーマーケティングのプラットフォームを利用する
2つ目の方法はインフルエンサーマーケティングのプラットフォームを利用する方法です。
フォロワー数やフォロワー属性、コンテンツの内容、エンゲージメントなど、さまざまな条件から最適な候補を絞ることができます。
しかし、自社で選定を行う必要があり、ある程度のノウハウや専門知識が必要になります。
3. インフルエンサーマーケティング会社に依頼する
3つ目の方法は、インフルエンサーマーケティングの会社に依頼する方法です。
企画からインフルエンサーの選定、マネジメント、施策の実施、効果分析までを丸投げで代行してもらえるメリットがあります。
しかし、コストが高額になりやすく、最適なインフルエンサーマーケティング会社を見極める必要があります。
おすすめのインフルエンサーマーケティング会社については、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:おすすめのインフルエンサーマーケティング会社を一覧で紹介!
インフルエンサーの依頼料・費用はどれくらい?

固定報酬制の場合、インフルエンサーの依頼料・費用は「フォロワー数×1〜5円程度」が多いです。
一般的にはフォロワー数が多い方が依頼料が高くなる傾向にあります。
条件達成に対して報酬が発生する成果報酬制の場合、「売上に対して5〜30%程度」が依頼料の相場です。
インフルエンサーマーケティングの費用相場は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:インフルエンサーマーケティングの費用相場は?報酬形態や依頼時の注意点を解説!
インフルエンサー個人にPRを依頼する際の注意点

それでは、インフルエンサー個人に依頼する際はどのような点に注意すればいいのでしょうか?
以下で注意点を確認しておきましょう。
投稿内容が希望通りにならない可能性がある
インフルエンサーの投稿内容が企業の希望通りにならない可能性があります。
企業にとっては「商品・サービスの効果的なPR」が重要ですが、インフルエンサーにとっては「フォロワーの満足度」が優先項目です。
そのため、インフルエンサーは商品・サービスを押し売りしたり、意図的に盛った評価をしたりしません。押し売り感が出てしまうとフォロワーが離れてしまう可能性があるためです。
インフルエンサーに裁量権を与えつつ、商品・サービスについて丁寧に説明するなどして、インフルエンサー自身にも魅力を伝えることをおすすめします。
ステマ規制で違法になるケースを理解する
ステマ(ステルスマーケティング)とは、PRであることを隠してコンテンツを発信することです。
令和5年10月1日からステマ規制が開始された関係で、PRであることを示さないと景品表示法違反になります。
依頼時に「PR表記必須」ということを伝えて、投稿内容に問題がないかも確認することが大切です。
報酬が商品提供のみだとインフルエンサーの意欲が低くなる
報酬の有無はインフルエンサーのモチベーションを左右します。
例えば、商品提供(ギフティング)のみの依頼だと、コストを抑えることは可能ですが、インフルエンサーのモチベーション低下を招く恐れがあります。
インフルエンサーと話し合った上で、両者が納得する報酬額を設定しましょう。
インフルエンサーに依頼する際の例文

ここでは、インフルエンサーに依頼する際の例文を紹介します。
記載すべき内容
インフルエンサーへの依頼文に記載すべき内容は、以下の通りです。
- 自社の情報(会社名・所在地・連絡先)
- 担当者の氏名
- PRしたい詳細の説明・資料
- ターゲット
- 施策の内容(ギフティングやコラボレーションなど)
- 報酬
- 注意点(PR表記必須など)
インフルエンサーに信頼してもらうには、ビジネスルールに則った文章を心がけ、十分に情報を提供することが重要です。
例文テンプレート
ここでは、インフルエンサーに依頼する際のテンプレート文章を紹介します。
「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様 はじめまして。 突然のご連絡失礼いたします。 「〇〇(会社の名前)」の「〇〇(担当者の名前)」と申します。 「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様に「〇〇(商品・サービス名)」のプロモーションをお手伝いいただきたく、ご連絡させていただきました。 本商品は「〇〇(ターゲット層)」に向けた商品となっており、「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様のフォロワー層と親和性があると考えております。 また、「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様の投稿を拝見したところ、弊社商品をご愛顧いただいているとお見受けしました。 つきましては、「〇〇(商品・サービス名)」の先行無償トライアルの評価をお願いしたく存じます。 以下、「〇〇(商品・サービス名)」に関する資料を添付させていただきます。 具体的な依頼内容や報酬については、「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様のご意向を確認させていただいた後、一度ミーティングの機会を設けられれば幸いです。 それでは、「〇〇(インフルエンサーの名前)」 様からのご連絡を心よりお待ちしております。 |
インフルエンサーマーケティングの外部サポートを有効活用しよう

インフルエンサーマーケティングの専門知識やノウハウが不足している場合は、外部サポートを積極的に活用しましょう。
コストはかかりますが、経験値のあるインフルエンサーマーケティング会社に依頼することで、高い効果を期待できます。
さらに、ステマ規制などの最新情報を踏まえた上で、インフルエンサーマーケティングを実施してくれるため安心です。
おすすめのインフルエンサーマーケティング会社「iKala Japan」

iKala Japanは世界最大級のインフルエンサーデータを網羅しAIによりインフルエンサーのリサーチから、管理、運営、レポートまでをワンストップで実現するプラットフォーム「Kolr(カラー)」のサービスを提供しています。
海外に向けたインフルエンサーマーケティングを中心に、フルサポートをするサービスも用意されています。
まとめ

今回の記事では、インフルエンサー個人にPRを依頼する3つの方法や依頼料、注意点、依頼時の例文などについて解説しました。
インフルエンサー個人に依頼する方法はいくつかあるため、自社の経験値に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
台湾発のAIスタートアップ企業のiKala Japanは、世界最大級のインフルエンサーデータベースである「Kolr(カラー)」を運営しています。
AI技術によるインフルエンサー提案を行っているほか、台湾や東南アジアのインフルエンサーマーケティングのサポートも行っています。
無料トライアルもご利用いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
