インフルエンサーの基準とは?定義やマーケティングでの選定方法について解説

「インフルエンサーと呼ばれるための基準はあるの?」
「何を基準にインフルエンサーを選べばいいの?」

という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • インフルエンサーの基準とは
  • 各SNSのインフルエンサーの種類
  • インフルエンサーの選考基準

の順に解説します。

自社のマーケティングにインフルエンサーの起用を検討している方に役立つ記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

インフルエンサーの定義

インフルエンサーとは、Instagramなどの各種SNSで多くのフォロワーを持ち、フォロワーやSNSのユーザーに対して強い影響力を持つ人物のことを指します。

影響力を持つという点では、芸能人やスポーツ選手などの有名人も同じですが、インフルエンサーはこれらの有名人とは異なり、一般人にもインフルエンサーと呼ばれる人がいます。

特定の分野に限定した場合、有名人よりもインフルエンサーの影響力が強くなることもあります。

インフルエンサーの基準とは

インフルエンサーは、フォロワー数を基準にランク分けされています。

ここでは、それぞれがどのようなマーケティングに有効かを解説します。

  • メガインフルエンサー:フォロワー100万人以上
  • ミドルインフルエンサー:フォロワー10万人~100万人
  • マイクロインフルエンサー:フォロワー1万人~10万人
  • ナノインフルエンサー:フォロワー1,000人~1万人

メガインフルエンサー

100万人以上のフォロワーを持つのがメガインフルエンサーです。

芸能人、モデル、スポーツ選手などの有名人が中心で、メディアへの露出も高く、影響力は非常に大きいと言えますが、一般ユーザーからすると身近に感じる存在とは言えません。

購買意欲を促すのではなく、特に認知度を拡大するマーケティングに有効な存在です。

ミドルインフルエンサー

10万人~100万人のフォロワーを持つのがミドルインフルエンサーです。

ビジネス、美容、グルメなど、特定の分野での影響力が特徴です。

YouTuberなどが多く、特定の分野での認知度拡大に有効です。

また、依頼料の相場が安く、費用対効果の面でもメリットがあります。

マイクロインフルエンサー

1万人~10万人のフォロワーを持つのがマイクロインフルエンサーです。

読者モデルやブロガーが多く、ミドルインフルエンサーよりも、さらにジャンルを絞った層への影響力に強みがあります。

一般人も多いため、フォロワーにとって身近な存在であり、購買意欲の促進に有効です。

ナノインフルエンサー

1,000人~1万人のフォロワーを持つのがナノインフルエンサーです。

影響力の範囲はやや小さいものの、ターゲット層への認知度拡大、購買意欲の促進に非常に有効です。

将来的に人気が出る可能性がある一般人が最もなりやすい存在です。

各SNSのインフルエンサーの種類

注意するべきポイント

各SNSのインフルエンサーの種類について解説します。

Instagram

Instagramは、20代~30代の女性がユーザーの中心層です。

Instagramのインフルエンサーは「インスタグラマー」と呼ばれており、写真やイラストでフォロワーに訴求し、ファッションや美容の他に、育児などライフスタイル分野にも強みを持っています。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は、リアルタイムの情報発信と拡散力に強みを持っています。

インフルエンサーのツイートをフォロワーがリツイートすることが多く、拡散力は他のSNSの中で群を抜いています。

コメント、写真、イラスト、動画など、さまざまな形式で発信できるため、自由度の高さもXの特徴です。

TikTok

TikTokは、10代~20代の若年層から熱烈な支持を受けているSNSです。

TikTokのインフルエンサーは、ティックトッカーと呼ばれています。

主流は30秒前後で、長くても1分ほどのショートムービーに特化しています。

短時間の動画なので商品紹介よりも、「やってみた」など、実際に商品などを使用した感想を伝えて、認知度を拡大するのに有効です。

YouTube

YouTubeは、すべての年代が利用しているSNSです。

YouTubeのインフルエンサーは、ユーチューバーと呼ばれています。

動画がメインで、有形・無形どちらの商材も紹介から購入まで幅広く対応可能です。

投稿した動画はユーチューバーのチャンネルに保存されるため、公開から期間が経過していても視聴される可能性があり、認知度の拡大、購入意欲の促進に有効です。

インフルエンサーの選考基準

マーケティングにインフルエンサーを起用する場合の選考基準について解説します。

フォロワー数

フォロワー数は、インフルエンサーの影響力を証明する指標の一つです。

フォロワー数が100万人を超えるメガインフルエンサーであれば、高い影響力が期待できます。

ただし、フォロワー数とターゲットとなる層への影響力が必ずしも一致しないことに注意が必要です。

女性のフォロワーの割合が高いインフルエンサーに男性向けの商品やサービスのPRを依頼しても、売上につながりにくいため、フォロワーの質にも注意しましょう。

エンゲージメント率

投稿への「いいね」「コメント」「リツイート」などの数がエンゲージメント率です。

エンゲージメント率が高いほど、インフルエンサーの投稿にフォロワーが興味を示している証明となるため、高い拡散力・PR効果が期待できます。

反対に、エンゲージメント率が低いと拡散力・PR効果のどちらも十分な効果が得られないので、必ず確認しましょう。

ターゲット層との親和性

インフルエンサーごとにフォロワーの層は異なります。

10代に人気のインフルエンサーもいれば、40代に人気のインフルエンサーもいます。

PRしたい商品やサービスのターゲット層と、フォロワー層の親和性の高さを確認して、インフルエンサーを選定しましょう。

フォロワー数が少なくても、フォロワー層とターゲット層の親和性が高いほど、認知度や購買意欲の向上が期待できます。

社会的信頼

社会的な信頼も重要な選定基準の1つです。

過去に不注意な行動や発言をして炎上した経験があるインフルエンサーを起用すると、思わぬことで再燃した際に、無関係であっても巻き込まれる可能性があります。

社会的信頼が乏しいインフルエンサーを起用すると、企業イメージ・ブランドイメージの低下を招く恐れがあります。

入念に調査を行って、そのような危機回避を心がけましょう。

過去の実績

過去に何らかの商品やサービスをPRした実績があるかも確認しましょう。

効果的なPRが行えていれば、商業的なPRができるインフルエンサーと判断できます。

確認内容は、PR企画の充実度やハッシュタグの使い方などです。

インフルエンサーの動画やコメントから、PRを行っている商品やサービスを魅力的に感じられるかを確認しましょう。

インフルエンサー選定時の注意点

インフルエンサー選定時の注意点は、以下の通りです。

フォロワー・コメントを偽っていないか

インフルエンサーの中には、フォロワー数が多いにもかかわらず、コメントやいいねが極端に少ない、またはコメントの内容が投稿と合っていないなど、エンゲージメント率が低い場合があります。

これらに当てはまるインフルエンサーは、フォロワーやコメントを購入し、人気があるように見せかけている可能性があります。

このようなインフルエンサーを起用してもPR効果はほとんど期待できません。

フォロワー数などの数字だけでなく、中身も必ず確認しましょう。

インフルエンサーに企画力があるか

商品などのPRを目的とした投稿は、閲覧数が落ちやすい傾向があります。

そのため、企画力があるインフルエンサーかどうかを確認する必要があります。

企画力があれば、商品やサービスの特徴を効果的にアピールでき、フォロワーへのPR効果が高まるだけでなく、売上アップにもつながります。

インフルエンサーならではのPR方法もあるかもしれないため、企画力を必ず確認しましょう。

目的に合うインフルエンサーを選ぶ

インフルエンサーの選定では、目的に合うかの確認が重要です。

例えば、スポーツの分野で人気のある男性メガインフルエンサーに女性向けのファッション関連商品のPRを依頼しても、認知度の拡大や売上アップにはつながりにくいでしょう。

反対に、ファッション関連の投稿が多いマイクロインフルエンサーに依頼すると、フォロワーとターゲット層がリンクするため、認知度の拡大や売上アップが期待できます。

フォロワー数だけで判断せず、目的に合うインフルエンサーを選びましょう。

インフルエンサーの選定におすすめのサービス

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効果的なマーケティングを行うには、インフルエンサーの選定が重要です。

最適なインフルエンサーを選定するためのサービスとして「Kolr(カラー)」をおすすめします。

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その膨大なデータから独自のAIアルゴリズムで、条件に合う最適なインフルエンサーを瞬時に選定します。

フォロワーの増加率や今後の成長が期待できるポテンシャルなど、100以上の検索フィルターを活用した検索も可能です。

気になるインフルエンサーをリスト化して、チームで共有・編集も可能です。

インフルエンサーの選定から効果測定、レポートの作成までワンストップでインフルエンサーマーケティングを成功へと導きます。

まとめ

インフルエンサーをマーケティングに活用するには、基準を明確にする必要がありますが、インフルエンサーの選定は簡単ではありません。

効率的なインフルエンサーマーケティングを行うためのサービスとして、世界最大級のインフルエンサーデータベースであるKolrをご活用ください。

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